Twitter絵師のウェルビーイングの分析

佐々木遥(南部研究室)

ウェルビーイング

創作活動

ソーシャルメディア

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研究背景

Twitterに絵を投稿する「Twitter絵師」たちからは,さまざまな理由で悩みを抱えている事例が多く見られる。そこで本研究では、「創作活動をよりよい形で継続していけること」を明らかにする。そしてこの"よりよい形"をWHOが新たな健康の定義として提唱した"ウェルビーイング"と捉える。ウェルビーイングとはただ単に健康なだけではなく、身体的/精神的/社会的に良好な状態を指す言葉であり、短期的な幸福ではなく長期的な幸福を表す。ウェルビーイングな状態で創作活動をすることにより、より良い創作につながるのではないかと考える。

02

研究内容

グループインタビューとツイート分析を行ったところ、人間関係と熟達化が重要だとわかった。良好な人間関係を築くには特に自分の創作をとても推してくれている、「パトロン」のようなフォロワーが重要だとわかった。また、熟達化には自分の作品と向き合い良し悪しを判断することを意味する「自己省察」が特に重要だとわかった。悩んで創作活動を止めてしまう理由はこのどちらかで悩みを抱えてしまったり、どちらかが不十分であるからだと考えられる。そうならないためには、具体的に、萌え語り/日常ツイート/交流、居心地の良い人間関係の構築を行うと効果的なことがわかった。