カスタマイズ可能な二次元レンチキュラを用いた多視点情報提示手法の提案

島元諒(塚田研究室)

レンチキュラ

多視点情報提示

UVプリンタ

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研究背景

レンチキュラは,ユーザの視点によって絵柄が変化するポスター等の印刷物に広く利用され,裸眼立体視表現などディスプレイへの応用も進められている.一方,一次元方向でしか画像を切り替えることができず,レンズを印刷物等に精密に張り合わせる必要があり,個人のモノづくりではあまり利用されてこなかった.そこで本研究では,UV プリンタで造形可能なレンズアレイを用いた二次元レンチキュラを提案する.本手法では,レンズアレイの直径/厚み/サイズなどをカスタマイズして出力し,独自のパターン設計ツールと組み合わせて,視点に応じて二次元方向に画像が変化する情報提示を行うことができる.

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研究内容

本研究では,UV プリンタで造形可能なレンズアレイを用いた二次元レンチキュラを提案する.本手法では,レンズアレイの直径/厚み/サイズなどをカスタマイズして出力し,独自のパターン設計ツールと組み合わせて,視点に応じて二次元方向に画像が変化する情報提示を行うことができる.本研究では設計ツールの実装や応用例の構築を行った.